赤青めがね使用 |
鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』(古今書院)第18章p1009。第18章図18.2.55新旧の火口(2.5万図「韓国岳」より) 宮崎県と鹿児島県の県境付近。本文では冒頭「北西〜南東方向に連なる2列の火口列があり」としているが,これは左図では範囲が狭すぎるので,下の図を参照 されたい。さて韓国岳と大浪池の火口壁頂部の露岩が熔岩ではなく熔結降下火砕岩であろうとする。その根拠は「(露岩が)ほぼ一定の比高で火口の全周にある ので」。大浪池・不動池・(六観音)御池・白紫池は典型的な火口湖。硫黄山は厚い熔岩流原,不動池から流出した熔岩流は甑岳と六観音御池火山の間の初生谷 を埋めている。甑岳の火口底は完全に埋没して火口原になっている。 |