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22-0-31-補
狛江市が公開している写真。
http://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/28,336,138,60,html

鈴木隆介氏はこの水害の要因を次のように解説している。「決壊地点は現在の流路に対しては滑走部に位置するが,谷底低地全体からみると,自然状態ならば蛇 行振動の結節点の下流で,蛇行振動が増大し始める位置にある。しかもその地域の河川敷は,明治時代の約半分に縮幅されている」。「新興住宅地の住民は,堤 防と護岸工に守られているから安全であると過信する。しかし,河川全体の蛇行振動が一地点の河道の安定性にどのように関与しているか,河川水利学的計算だ けでそれがわかるだろうか」。「自由蛇行流路を人工的に直線化しても」「自ら元の蛇行流路に戻ろうとする傾向にあると考えられる」。自然の営みを軽く考え るな,ということか。

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