21.0.24「5mメッシュ標高データ」による立体地形図(2)(山形県米沢市,福島県福島市)

めがね使用
21-0-24-3D図
鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』(古今書院)第 4巻p1206。第21章図21.0.24(航空レーザー等高線図の例3)(ここでは地理院5mメッシュ標高データから2mごとの等高線図を作成して3D 地図に仕立てた。挿入図は2.5万図「板谷」。北端部は挿入図では省略している)

山形県最南部の東端および福島県北部の端。前図21.023のすぐ東に連なる地域。前図解説参照。追加記載するのは次の諸点。「D高野原の段丘面は大部分 が支流からの沖積錐に被覆されている,E高野原西方の三角点589.9の北方の斜面には地すべり地形がある,F高野原北方の標高点452の独立丘【図の A】は貫通う丘陵である,G板谷の東方の鉄道トンネル坑口の上方斜面【図のB】は崩落地である」。左上の3D図では急斜面,段丘面,段丘崖,狭長な谷底平 野の対比があざやかで,上記E〜Gの事項もよく分かる。さすが「5m」さすが「3D」である。

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