20.0.30 河川の狭窄部(6)横谷【岐阜県本巣市】

めがね使用
20-0-30-3D図
鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』(古今書院)第4章p1188。第20章図20.0.30横谷の狭窄部(2.5万図「能郷」より)

岐阜県北西部。本文挿入図は「5万図」だがここでは「2.5万図」を使用。そのため文字が小さく読みづらくなっている。短い解説なのでほぼ全文を引用す る。「北北西―南南東方向に伸び,ほぼ平行する2本の直線谷(黒津から尾砂谷にいたる接頭直線谷および能郷と天神堂を通る直線谷)がある。両者は左横ずれ 断層谷の縦谷である。これらの縦谷を結ぶ横谷は顕著な穿入蛇行谷で,狭窄部となっている。この横谷の平均河床勾配は0.028であり,能郷の縦谷のそれ (0.072)よりも緩勾配である」。2本の縦谷(直線谷)では,西の方(能郷谷)が谷底幅が広いが,東の方つまり横谷をつくって流れてくる方が本流の根 尾西谷川である。


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