20.0.0 地すべり地形かカール(圏谷)か【富山県立山町】

めがね使用
20-0-0-3D図
鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』(古今書院)第4巻p1155。第20章扉絵。(2.5万図「立山」より)

地すべり地形とまぎらわしい地形が種々見られるが,「立山の山崎圏谷」注記があり,その北西山麓には側堆石堤(標高点2358)があり,同様に氷河による 侵蝕地形がいくつも見つかる。地獄谷,ミクリガ池の凹地は爆裂火口。室堂平から西の緩斜面は火山原面。龍王岳から国見岳・天狗山への非対称山稜は,南方に あったカルデラの後退したカルデラ壁。20章の最初でまだ具体的な見分け方については触れられていない。

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