19.2.70 十字合流するb直線谷と谷中分水嶺【広島県:三原市】

めがね使用
19-2-70-3D図
鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』(古今書院)第4巻p1135。第19章図19.2.70十字合流する接頭直線谷と谷中分水嶺(2.5万図「下徳良」より)

広島県の中南部。三原市街地の北西17km付近。一帯は老年期的に削剥された丘陵。中央付近では北流する直線谷に東西方向の直線谷が十字合流している。各 谷の南・東・西の谷頭は極めて低い谷中分水界で,その先には接頭直線谷がある。図西端の大具3区から北東の安田へ,また東部の津久から南へ,それぞれ接頭 直線谷が伸び,徳良川も東西方向の直線谷を流れる。谷埋接峰面図を描くとほぼ同じ高度であることから,これらの接頭直線谷は断層削剥地形(断層線谷)であ ると解される。自分で文章を書きながら,最後の文がよく理解できないでいる。諸氏は原文に当たられよ。
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