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鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』(古今書院)第4巻p1104。第19章図19.2.35断層角盆地と断層湖(2.5万図「木之本」,地名省略) 滋賀県北部。図の左下は琵琶湖であり,北北西-南南東にのびる比高300m内外の急崖がある。その東側山地に谷中分水界(図に○印)をもつ横谷がある。 よって「この急崖は東側が隆起した断層崖であると解される」。図の余呉湖とK,Iの盆地は初生的には断層湖と断層角盆地であるが,支谷閉塞盆地の側面をも つ。なお支谷閉塞低地とは,支流の谷が本流の谷へ出るところで,本流の堆積物によって出口をふさがれてできる(支流の谷の)凹地(しばしば湖沼)のこと。 本文はp373に説明がある。 |