赤青めがね使用
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鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』(古今書院)第4巻p1066。第18章図18.4.9ランクAの活火山の火口(2.5万図「阿蘇山」より) 熊本県中〜北部。阿蘇カルデラ内の中央火口丘。本文から。「砂千里ヶ浜を含む大きな火口の中に小火口が数個ある。噴火口記号のある地点が最近の火口であ る。火口周辺に鉄筋コンクリート製の7個の避難小屋(図上では黒い点)が設置され,ロープウェイの駅舎は防護壁で保護されている。火口に雨水が流入して起 こる爆発的噴火を軽減するために,土塁や排水溝が築造されている」。風向きから火山灰や噴石が東方へ向かうことを念頭に,「観光集落,測候所や火山観測所 は火口の西方の砂れき地の外に立地する」。ここでは噴火災害軽減の成功例として紹介されている。小さな黒丸が避難所を表す記号であることを初めて知った。 |