18.3.28  飯縄火山山麓の変位地形【長野県長野市】
めがね使用
18-3-28-3D図
18-3-28-補足図
鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』(古今書院)第4巻p1053。第18章図18.3..28火山体の荷重沈下による火山麓の変位地形(2.5万図「若槻」より)

長野県北部。長野市街地の北西7km付近。図の○印は谷中分水嶺。本文ではこの地形の解説を丁寧におこなっているが,これを簡潔に要領よくまとめることが できないので,各位にはぜひ本文にあたられたし。図13.2.7はこの図のすぐ北東で,本文の結論は2枚をあわせて,下の図の二本線の間が飯縄火山本体の 荷重沈下にともなう隆起帯と解釈されるいうことである。隆起帯の南半分は地すべり地帯で,隆起帯の外縁部が失われているのだそうだ。地附山は1985年の 地滑り災害(死者26名)でよく知られている。
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