18.3.20 孀婦岩(そうふいわ)の火山岩栓【東京都:八丈支庁】


めがね使用
18-3-20-図
鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』(古今書院)第4巻p1048。第18章図18.3.20海に孤立する火山岩栓(2.5万図「鳥島」より)

東京都鳥島の南77km。本文は「絶海に起立する岩塔(海面での長径約100m)の火山岩栓で,日本の排他的経済水域の確保に寄与している」とだけ述べて いる。あまりにも対照が小さいので,立体地図にしても何か分かるということはないが,一応つくってみた。ウィキペディアによれば「標高99m、東西 84m、南北56mの顕著な黒色孤立突岩。火道内のマグマが硬化してできた典型的な岩頸であり、したがって岩質は玄武岩である。頂上付近には水面に対して 垂直方向の柱状節理が認められる。面積は0.01平方km。カルデラ式海底火山の外輪山にあたり、孀婦岩の南西2.6km、水深240mには火口があ る」。同所から写真を転載する。

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