13.1.19 大井川の蛇行核と流路跡地【静岡県:島田市】

めがね使用13-1-19 3D図
鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』第3巻p705。第13章図13.1.19新旧の蛇行核と環状の流路跡(2.5万図「家山」より)

鈴木氏によれば、左図で蛇行核は赤○印の7地点(閉曲線で囲まれた島状丘)。蛇行核囲む環状の平坦地または谷が穿入蛇行の流路跡。また抜里と家山の間の高度約220mの段丘面は、対応する蛇行核をもたないが流路跡地であろうという。
  左図C,D地点についてはまったくその通りだろうし、Fについてもそうだろうな、と納得がいく。しかしその他の地点はどうなのだろう。こと にA,B,E地点は「環状の流路跡地」は川幅が200m以下でなければ本流が通り抜けできない「狭さ」である。本流がここを通過したのだろうか・・・・。 と書いてきたところでよく確かめると、左図の最上部(最北部)では本流幅が130mしかない。ということは無理筋でもないのか。でも狭いな!感は否めな い。でも勉強になった。

総目次へ戻る          次の番号の図へ