12.0.23 湯沢高原の新旧小起伏面【新潟県:湯沢町】

めがね使用
12-0-23-3D図
第3巻p680。第12章図12.0.23新旧の小起伏面群(2.5万図「越後湯沢」より)

本文要約。小起伏面の一般的な特徴として、@閉曲線で示される独立丘や小突起が多いが凹地は存在しない、A浅い谷と緩勾配の河川が発達する、B段丘面と比 べて平坦性に劣り、連続性に乏しい、C固有の地形物質(段丘堆積物のような)が存在せず、一般に基盤岩石を地形物質とし風化物質が厚い、などをあげること ができる。小起伏面を縁どる遷急線は一般に侵蝕前線であって、一つの流域内では大まかに一定の高度ないし下流に向かってしだいに低下する。小起伏面の背後 の遷緩線は不明瞭な場合が多く高度も一定ではない。下位の小起伏面と直上の小起伏面が合体して判別できないことも多い。左図では7段の小起伏面が発達する という。詳しくは本文の図12.0.24で。
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