12.0.1 利府町の丘陵【宮城県:利府町】

めがね使用12-0-1-3D図
鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』第3巻p655。第12章図12.0.1丘陵の例(2.5万図「富谷」より)

仙台市の北西10kmといったところ。本文にある昭46修正図にはほとんど人家がなかった地域なのに、このあと図の東部を中心にものすごく開発が進んだこ とがわかる。それでもかなりの範囲が典型的な丘陵としての地形を保つ。図の解説では、主要尾根高度は90〜126mで定高性がある、主要谷底高度は 20〜50mである、(1km方眼の)起伏量は70mと小さくほぼ一定、プリズム状ないし円頂状の尾根を持つ、と(赤枠内の)地形の特徴をあげている。

目次へ戻る         次の図へ