18.3.15 火山地域の地すべり地形【岩手県:八幡平市】

めがね使用
18-3-14-3D図
鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』(古今書院)第4巻p1045。第18章図18.3.15火山地域の大規模地すべり(2.5万図「松川温泉」より)

岩手県西部。秋田県境に近い。疑似楯状火山である中倉山の東部は全体凹凸型の大規模な地すべり地形である。下倉山(!)や丸森はその地すべり堆で,それら の末端には副次的な多数の小規模地すべり地形がある。丸森付近はかつてカルデラと誤認され,それをモデルに地熱発電所が計画されたそうだ。本文挿図には地 すべり滑落崖の崖頂線が示されている。

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