18.2.25 沼沢湖の軽石流段丘【福島県:金山町】

めがね使用

18-2-25-3D図
鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』(古今書院)第4巻p977。第18章図18.2.25中規模の軽石流原(軽石流段丘)(2.5万「沼沢沼」より)

福島県西部。東流するのは只見川。沼沢湖(沼沢沼とも)の西縁を囲むような環状山稜は開析が進み,火山の原形をほとんどとどめていないが,以下@〜Dに示 す点から,「中規模の軽石流の噴出に伴って生じた沼沢沼カルデラの先カルデラ火山であると解される」という。@山稜の地形,A山稜を囲む環状の平滑な低所 (台地),Bその台地面の外側への傾斜,C只見川の河岸段丘面とこの台地面の連続性,D段丘崖の「がけ(岩)」は熔結部を示唆,E沼沢湖はカルデラ湖。本 文では16行にわたって@〜Eを詳述している。あまり分かりよくない。沼沢湖と只見川の水位差を利用して揚水発電する沼沢沼発電所が2002年まで稼働し ていた(居平の対岸に建屋,そこから沼に地下水路などが記されている)。
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