16.0.30b 城山(きやま)のメーサ【香川県:坂出市,丸亀市】

めがね使用16-0-30b-3D
鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』(古今書院)第3巻p897。第16章図16.0.30bビュートとメーサ(2.5万図「白峰山」より)

16.0.30aの東に隣接する部分。香川県。讃岐平野を東西に分かつ丘陵。以下は本文より。「城山のゴルフ場のある山はメーサであるが,その山腹斜面の 形態は上記(16.0.30a)のビュートと同様である。山腹の遷緩線より上方はキャップロックをなす高透水性の硬岩層(厚さ200〜250m,数枚の溶 岩・火山砕屑岩?),下方は低透水性の軟岩でそれぞれ構成され,両者の境界線は遷緩線に一致すると解される」。以下はa,b二枚の図のまとめである。 「よってこの地域には,かつて高度約300〜470mの小起伏面をもつメーサが広がっていたが,それが開析・分断され,郷士山,飯野山などのこごのビュー トが形成されたと解される。

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