15.6.3 能郷白山の土石流谷【岐阜県:本巣市】

めがね使用15-6-3-3D図
鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』(古今書院)第3巻p853。第15章図15.6.3土石流の頻発する谷(2.5万図「能郷白山」より)

岐阜県西部,福井県境付近。青枠の右上越山南西には「大小の崩落地が分布し,土石流の発生源となっている。能郷白山の北東に面する山腹斜面にも,多数の崩 落地がみられ,それぞれ土石流の発生源となっている」。大郷谷・砂利谷とその北西の2本の谷が好例。「谷頭および渓岸に『がけ(土)』記号が連続し,廊下 状の横断形をもつ土石流谷である」。さらに「これら谷の出口から下流両岸には沖積錐群が発達,それらを各谷が数mないし30mほど刻んでいる」と述べてあ るが,このあたりは少し判別しにくい。
 
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