15.4.4 伊南川沿いの崩落堆【福島県:南会津町】


めがね使用15-4-4-3D図
鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』(古今書院)第3巻p804。第15章図15.4.4谷底侵蝕低地に定着した崩落錐(2.5万図「和泉田」より

そのまま引用する。「伊南川の谷底侵蝕低地に,富山北方の谷壁斜面で発生した岩盤崩落による崩落崖,崩落地および崩落錐が発達する。谷底侵蝕低地に河川に よる浸食や堆積でこの種の凸形尾根型斜面は形成されないから,富山北方の高まりが崩落錐であることは確実である」。崩落崖の頂部は標高690mに達すると 推定される。さらに北方に発達する何段かの小起伏平坦面は何だろう。
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