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鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』(古今書院)第4巻p1176。第20章図20.0.16台地化した熔岩扇状地(2.5万図「須築」より) 北海道渡島半島の北部。茂津多岬を含む西への緩傾斜でっぱり地形(本文では「半島」)は,「古い熔岩扇状地が両側の裾合谷の下刻で台地化し,地形の逆転を 生じたものと解される。半島部の,幅数十mの波蝕棚は,熔岩流の基部が水冷破砕岩になっているために発達したのであろう」。地質図Naviで確認すると, 熔岩流(更新世,狩場山熔岩)の厚さは100〜200m,波蝕棚や茂津多トンネルは中新世のデイサイト質水冷破砕岩で構成されるようだ。なお狩場山は海岸 から東へ約10km,標高1520mである。地図上でも,その前山から熔岩流らしき扁平な尾根を,ここまで明瞭に追うことができる。面白い地形だと思う。 目次へ戻る 次の番号の図へ |